紺野道昭通信

ぶれない判断軸を持つために 社是・経営理念①(定期発信-Vol.217)

1. 判断の軸

 経営者の毎日は判断の日々です。

 例えば、短期的利益と長期的信頼のどちらを取るか、又は言うべきことを言うか、穏便に済ませるのか…。

 判断に迷ったとき、頼りにするのが「社是」と「経営理念」です。

 

2. 社是は「羅針盤」

 「社是」という言葉には「正しい」「道理にかなう」という意味があります。

 企業にとっての「正しさ」を示すものです。

 

 「地球にやさしいココロジー ~エゴからエコへ~」

 

 当社の社是には、前回ブログで触れた「豊かさ改革」とともに、地球環境を最優先に考えて行動するという強い思いを込めています。

 単なるスローガンではなく、日々の経営判断や社員の行動を方向づける指針です。

 利益そのものに目が行ってしまいがちですが、どんな時も「それは地球にも人にもやさしいのか?」と自問しています。

 朝礼での唱和に加え、グループ企業の全事業所に掲示しており、私も社員も常に意識しています。

 

3. 経営理念は「組織の魂」

 他方、企業の価値観を示した行動基準そのものが「経営理念」です。

 社風をつくり、社員一人ひとりの考え方や行動に深く影響を与えます。

 

 「お客様、社員の物心両面の豊かさを追求しつつ、地球環境を最優先に考え行動する」

 

 当社の経営理念は社員と一緒につくりました。

 皆が主体的に参加してくれたことは、経営者としてとても嬉しい瞬間でした。

 上から押し付けるのではなく、皆で共有し育むことではじめて「理念」と云えるでしょう。

 社員が私以上に理念について考えていたことに気付かされ、反省させられました。

 経営者は概念的なことを考えることが多いので、皆と一緒に取り組んだ「理念の言語化」を通じ、得られたモノやコトは数え切れません。